代表ストーリー

茶谷 信明代表取締役社長

楽天時代

自分の想いを実現するために、いずれは会社を立ち上げようと考えていたものの、大きな人生の節目で改めてキャリアを振り返って思うところがありました。海外向け事業開発のスキルを柱に事業責任者を歴任して、様々なビジネス経験を積んでいたのですが、それは全て「自動車」という商材に限った範囲でのことだったんです。

カービューでこのまま自動車のジャンルで事業を大きくし社長になるか?もしくは自動車以外のジャンルのグローバル事業を行う会社で再度チャレンジするか?自分のキャリアを考えていたとき、以前よりヘッドハンティング会社を通じてアプローチを受けていたグローバル企業がありました。その企業はソフトバンクと並び多角化経営を行っているオーナー企業の楽天でした。面接はとんとん拍子にすすみ、常務の面接も通過し、最後は三木谷さんとの最終面接でした。

「これからECモールはIT化の加速により、国内と海外の垣根がなくなる。つまり海外対応が必須となる。自動車で培ったグローバルモール運営の知見を楽天でも生かしてみないか?」
この言葉で楽天へジョインすることを決めました。2011年当時の楽天は、旅行、証券、スポーツ事業など、ものすごいスピードで事業の多角化を図っており、飛ぶ鳥を落とす勢いでした。

役員や各事業幹部の方々との接触を通じて、楽天市場という事業全体の構造や課題について理解を深めた上で、アサインされたのは楽天市場海外販売事業部のリーダーでした。具体的には、日本発の商品を海外ユーザー向けに販売する、楽天市場EC輸出販売の流通額を前年対比150%グロースさせることがミッションとなりました。

楽天グローバルサイトの中期経営計画を立案し、三木谷社長の承認を受けて施策を実行。自分の足で世界中を渡り歩き、泥臭い営業の経験から得たアナログのマーケティングと海外へのデジタルマーケティングの知見、そしてかつて3名のチームでサイト制作や集客を自分たちで手がけた経験が役立ち、ユーザーの流入やCVRなど、あらゆるKPIを着実に改善させることができました。そして最終的には、流通額を約4倍にまで成長させることに成功しました。

このとき、楽天ではファッション、グルメ、トイホビー、健康食品など、自分のキャリアとして初めて本格的に自動車以外の商材を扱う事業を経験します。販売先となるそれぞれの国の文化や慣習に合わせて戦略を変え、店舗とのコラボレーションやサイトのUI/UXも細かく最適化したことが、大きな成功要因の1つです。世界中の国々に直接足を運び、たくさんのユーザーとコミュニケーションを取ってきた僕だからこその”経験値”が、フルに発揮できたと自負しています。

カーペイディーエム

そして2014年、「世界中のどこからでもワンクリックで安心してクルマが買えるサービス」を自分の力で作りたいという思いを実現すべく、カーペイディーエムの代表に就任することを決意しました。カービューで自動車のグローバルショッピングモールをゼロから作り上げ、楽天では自動車以外にも幅広い商材の海外向けECマーケティングの知見を広げてきた、これらの経験を全て注ぎ込んでサービス作りに取り組んでいます。

事業運営で一貫して大事にしているのは、世界中のユーザーから信頼され、愛される”グローバル”なサービスを作ること。そして、ユーザーへ確かな価値を継続して提供するためには、”IT”を手段とすることがベストだと考えています。僕がこれまで在籍してきたソフトバンクグループや楽天がそうであるように、インターネットによるビジネス運営は、可視化されたデータをもとに適切なマーケティングを行えば、少ない初期投資で短期間に大きなリターンを得ることができるんです。

掲げているビジョンは「グローバル市場でのリユース商品の最適化」です。

「リユース商品」とは具体的に、日本の優れた技術やカルチャーによって生み出された、様々な日本製の商材を指しています。日本では当たり前に普及している便利な商品やサービスでも、海外の発展途上国の市場ではまだ知られていないものがたくさんあります。カーペイディーエムはインターネットの力を最大限に利用して、自動車はもちろんそれ以外にも様々な商品やサービスを、世界中のユーザーに届けたいと考えています。

事業内容

僕が兼ねてから最も強みとしてきたオンライン輸出事業を柱として、Web集客力を武器に2018年には広告代理店事業、人材紹介事業を新たに立ち上げました。今後も積極的に新規事業を立ち上げていく予定です。

オンライン輸出事業

海外向け中古車専門ECサイト「carused.jp」を運営し、世界80カ国以上にオンライン輸出事業を行なっています。一般的な中古車輸出業者は、現地のディーラーや中古車販売業社にBtoBで販売を行なっていますが、当社では取引の大部分が現地のエンドユーザーと直接行われています。現地のエンドユーザーが、低品質な売主のサービスによって悲しい思いをしなくてもすむよう、安心して良質な中古車を購入できるシステムを構築しました。
現在は乗用車・トラックなどが中心ですが、将来的には建機や船舶などにも取扱商材を広げていきたいと考えています。

広告代理店事業

海外向けのWebマーケティングのノウハウを、自社で活用するのみではなく、サービスとして提供しています。特徴的なのは「サジェスト対策」の新サービスです。検索キーワードを入力している際、右側に予測的に表示=サジェストされるキーワードをハックすることが可能です。

人材紹介事業

勤勉・丁寧といった人柄面で評価の高い日本人の採用を望む各国の経営者と、海外を舞台に活躍したいと望むビジネスパーソンをマッチングする、人材紹介事業を行なっています。

カーペイディーエムの強み

事業開発力

ソフトバンクグループ、楽天というIT業界の大手2社に在籍中、10を超える多数の事業開発を成し遂げた経験があります。市場リサーチから、事業企画、立ち上げ、運用、改善まで、全てのサイクルがノウハウとして確立されているのは、大きな強みの1つです。

独自のデジタルマーケティング手法

僕がこれまで手がけた事業を成功に導いてきた背景には、デジタルマーケティングによる「集客力」があります。インターネットでビジネスを行うには、どんな事業でも集客ができなければ成り立たせることができません。
カーペイディーエムでは、対象となる国それぞれで市場リサーチを行い、現地の文化や趣向に基づいた行動解析をしてマーケティングを行います。詳細な分析によって、購買意欲の高いユーザーに適切な広告を表示することが可能になります。

人材採用・育成

「グローバル市場でのリユース商品の最適化」というビジョンに共感してジョインしたメンバーたちは、ビジネスに対するモチベーションが高く粒ぞろいです。
また、入社後の育成には非常に力を入れています。ハイパフォーマーになるための行動指針を全員で共有し、デイリーで高速PDCAを回して実践力を磨く日々。この環境で毎日揉まれることで、ビジネスの高いベーススキルを身につけることができ、大きく成長することができます。これまで当社でインターンを経験した学生たちは、三井物産、丸紅、楽天、ソフトバンク、シティーバンクなど、名だたる大企業に就職を決めている実績があります。

会社は昨年対比250%という勢いで成長しています。それに伴ってメンバーは増員を続けており、新しい国の開拓や新規事業の開発に常に取り組むような、変化の大きな環境です。短距離走のようなパワーで走り続けている状態といっても過言ではないほどです。厳しい環境かもしれませんが、早期にプロフェッショナルとして大きな裁量で仕事をすることができ、必然的に成長できる環境があるのです。

「楽しい」と思うか?「大変」と思うか?それはあなた次第です。
日本のいいものを海外へ届けたい。「グローバル市場でのリユース商品の最適化」という壮大なビジョンに向けて、熱い想いを共有しながら走り続けられる方と、ぜひ一緒に働きたいと思っています。