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今回の記事では、海外営業部に所属するハナエにインタビュー。カリブ、アメリカ、グアムなど新規エリアの開拓をしている彼女の仕事術や、先日のグアム出張についてお話を聞いてみました!
Hanae
2023年3月にマーケティング部から海外営業部へ異動。2022年1月にインターン入社し、現在は社員として働く一方で、カリフォルニア大学に在学中。仕事後に授業に出席し、課題を終わらせる生活を送っている。
目次
マーケティング部から海外営業に異動して8ヶ月くらい経ったところで、まだ当社が手を伸ばせていない新規エリアでの顧客開拓をしています。当社はアフリカや一部アジアのマーケットに強みがありますが、まだ手を出せていない場所もあります。「マーケットとして伸び代があるのに伸ばせていないエリアがあるのは勿体無い」と新規開拓を希望し、海外営業に異動しました。最初は情報がない中で進めていくのは結構大変でしたが、今はクライアントもたくさんついて順調にマーケットシェアを伸ばせていると実感しています。
最初は本当にきつかったです。新規のエリアなので、どんな車が人気なのかとか、法律や規制についても社内でも知っている人がいなかったので、自分なりにサイトなどで調べて、お客様の声にも耳を傾けていきましたね。してきたことは当たり前のことばかりですが、愚直に取り組んだ結果、自分でマーケットを大きくできたという実感があります。
私は車の知識は全くないですし、今も免許を持っていないくらい、そこまで車に興味がないんです(笑)。だからこそ、お客さまの欲しい車はどんなものなのか、なんでその車が欲しいのか、輸入するに当たってどんなことがネックになるのかなど、お客さまの立場になって考えることに注力しました。希望条件がわかったら、あとは車に詳しい仕入れの部署にお願いをして、在庫を揃えてもらっています。車のことは専門の部署に任せて、あとは自分の仕事を全うしてお客様に提案します。そのチームプレーによって在庫を充実させるさせることができたのが功を奏し、お客様にも、仕入れの部署にとっても、自分にとっても良い循環を生むことができたのではと思います。その結果、シェアを一番伸ばせたと実感しているのがグアムです。
グアムは島国なので、一見フレンドリーに見えますが、他所様に対する厳しさを感じる場面があります。「個人的な話をしてきてくれたな、心を開いてくれたのかな」と思っても、車に関する条件は厳しかったり、競合他社にも見積もりを依頼していることもありました。
グアムのお客様との関係の構築と現地情報の収集が目的です。何で厳しい条件を出して交渉をしてくるのか、その背景をこの目で確かめたいと思いました。価格ももちろんですが、コンディションについてもシビアに確認を求められることも多かったので、出張に行って現地を見てみないとわからないと思ったんです。
一番時間をかけたのは、在庫リストの準備です。当社の在庫の中でUS、グアム向けに輸出できる車を一覧にして、お客様にあった時にその場で検討してもらえるようにしました。あとはお土産を準備したりとか、TPOを調べたり。暖かい気候なので服装はラフな感じでした。
提案の幅が広がったことが何よりの成果です。どんな人たちが暮らしていて、買った車をこの先どのように乗っていきたいと考えているのか、その上で今どんな車がほしいと言っていて、何でこの条件を出してきていたのか、一本の線で繋がりました。今までは細かい条件を聞かないと提案できなかったけれど、これからは「友達のお母さんが車を探している」と言われたら、その言葉だけで大体どんな車がほしいのか想像がつきます。こちらから積極的に提案ができるようになりました。実際出張中に成約をいただいたり、帰国後すぐに取引が始まったりと売上にも繋がっています。
また、成果とはちょっと違うかもしれませんが、現地でお客様から「ハナエが営業担当だから買っているんだよ」と直接言ってもらえたことは嬉しかったです。丁寧にフォローして、お客様との関係構築ができていたんだなと実感でき、より一層仕事を頑張ろうと思えましたね。
まだ取引実績のない国へ新規開拓をしていきたいです。もっと大きなマーケットのある国で大口の取引先を開拓したりとか。新規開拓は正直骨が折れますが、自分でルールや基準をつくれることがとても面白く、性に合っているので、とても楽しみです。ぜひ一緒にこの挑戦と、苦労を共にしていただける方に入社していただけたらと思っています。
私は入社当初はアルバイトで入社し、その後正社員として働きながら、終業後はオンラインで大学の授業を受けています。とても珍しい経歴かなと思いますが、これも実力主義をとっている当社ならではの雇用形態だと思います。車の知識があってもなくても、それぞれの長所を活かせば実績も残せますし、認めてもらえる環境です。大切なのは挑戦し続けることだと思います。挑戦なので、正直”しんどい”と思うことも少なくありません。でもその”しんどい”の先に達成感があり、きちんと認めてもらえて、自分で自分らしい働き方を作っていけるのは当社の魅力だと思います。一緒に乗り越えていきましょう!